2022年10月23日日曜日

双極性障害の人に適した「養生」(はんぱな内容になります、と予告)

 

いぜん長年に渡って書いていたブログ「あ、ひらおよぎ」では、双極タイプの人(合わない使い方を脳に強いる年月の疲労が「双極性障害」といわれる形の不調で現れる人)の養生になる暮らし方がどのようなものかを、神田橋條治医師の明察を元に、たびたび紹介していました。


ここ「猫の遠鳴き」でも同様な話題に触れてきてはいますが、「たくさん書いたよね」感があって重複を憂い、(「あ、ひらおよぎ」は閉鎖していて読めないのに)ここにはあまり書いていなかったことに気づきました。


双極性障害の人の人生にとって、とても大切なこと。

しかし、、まとまって書く気力のない今(原稿作業を終えたところで、作文脳が疲れてます)。。


はんぱな内容になりますが、、、いやそれだからこそ、主軸をひとつ。


「気分屋的に生きれば、気分は安定する」


神田橋條治医師がかつてあちこちで言い、あるいは記していた、双極タイプの人の生き方のコツです。その核となる、双極タイプの人の「脳」の本性についての明察は、


「窮屈が苦手」


窮屈な場面や考え方に長いあいだ縛られていると、脳が乱れだす。暴れだす。上がり下がりが大きくなる。脳の機能の現れとしての、感情や気分や思考、ばかりでない。実際の行動もまた、そうなる。


双極タイプの人は、その、暴れだしたりはみだしたりしがちな自分をどこかで識っているために、自律自制、すなわち「自縄自縛」することで、家族をはじめとした「普通」の社会の中に居場所を持ち続けようと頑張ることが多く、それはつまり「窮屈」な状態であるため、疲労が溜まりやすい、という仕組みもあるようです。また、自分もそうですが、類病の知り合いたちを見ていても、向上心や思い遣りや責任感が強く、努力や徹底を続け、人の思いを気にする傾向などからも、窮屈に陥りやすい。


今朝、滞っている家事について考えていたときの、考え方への気づきが、まさにその、後者にまつわるものでした。



自分に向けている言葉が、自分を窮屈に、ひいては不調に、追い込んでいる



分かってはいながら、繰り返し気づく、この自縄。


繰り返しながら、より深いところにある、自分の人生の流れを作ってきた(呪いの?)言葉たちに、気づいていっているのだろうと思います。



・・と、ここから具体例を出したり、他のいろいろな養生の話しを挙げたりと、よりよい記事に近づける努力は、、、窮屈なので今はやめて🤣


散歩に行きたいと気がはやるので、日が落ちないうちに出てきま〜す🐈


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