2020年11月25日水曜日

白内障の手術をする病院を決めました。セカンドオピニオン、転院、・・・

昨年の夏前から左目が不調で、その秋口にかかりつけの眼科で「白内障」と診断されました。

それから一年余。良かれと感じる眼科を探して転院すること、5軒目。

やっと信頼できると感じる医師に出会え、手術を受けることになりました。。


決まってほっとしました。


決まってから気づきましたが、私を双極2型障害と(おそらく正しく)診断し、納得の治療を提供してくれる医師に出会ったのも、精神科を渡り歩くこと5軒目のことでした。


時おり思います。あの時、探して渡り歩いていなかったら、私は生き抜いていただろうか。


改善のない長い年月を送っている精神疾患の人は、一時は大変でも、転院先やセカンドオピニオンを求めて他院を受診してみるのも一案と思います。精神疾患になる人は人の気持ちを思いやる人が多いと思いますが、医師が、セカンドオピニオンを他院で得ることを嫌がらない(機嫌を損ねない)というのも、治療技術のレベルを計る、一つの目安になるようです(神田橋條治先生の著書にそのような記述があります)。


信頼できると感じる医師に出会って双極性障害の症状が穏やかになっていったように、この先生なら任せられると感じたことで、白内障の手術に対する怖さも、急に薄くなりました。


手術は一般に数ヶ月待ちと聞いていましたが、思いがけず早く、来週には手術です。


久しぶりにクリアーな視界になって、新たな年を迎えられそうです ✨👀


2020年11月11日水曜日

名曲、名演。『亡き王女のためのパヴァーヌ』モーリス・ラヴェル、辻井伸行

前々回の記事で紹介した、同病の坂口恭平さんの本『自分の薬を作る』を読んで以来、 原稿に向かう時間が自分の心身を安らがせるなと、しばしば思います。

生活上の宿題(と思い込んでいること)を、どれも大したことではないけれど、手を付けるエネルギーが湧かず、、、先送りにしていることがまた、焦燥感や負担感を強めているこの頃。

不調を感じましたが、薬を追加で飲んで、原稿に向かいました。


サブスクの音楽配信チャンネルで選んだのは、ピアニスト、辻井伸行さんのアルバム。

作業をしていると、以前はCDで繰り返し聴いていた『亡き王女のためのパヴァーヌ』が流れてきて、涙が滲みました。


歌のない、ピアノ曲。

言葉がないのに、なにかが、自分の中のどこか奥の部分を優しく刺激し、抱えていた感情が溢れ出す。


と、言葉にすると貧弱になりますが、、聴くたびに、感動を覚えます。

すごいですよね、こういう曲を書いた作曲家(モーリス・ラヴェル)さんも、演奏家(辻井伸行)さんも。


レコーディングや配信に携わる人もいて、書斎に一人いる私の耳に届きます。


この曲のような、心の奥底の何かを共振させるような作品を、私は言葉で、作れたらなと思います。


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