2020年11月11日水曜日

名曲、名演。『亡き王女のためのパヴァーヌ』モーリス・ラヴェル、辻井伸行

前々回の記事で紹介した、同病の坂口恭平さんの本『自分の薬を作る』を読んで以来、 原稿に向かう時間が自分の心身を安らがせるなと、しばしば思います。

生活上の宿題(と思い込んでいること)を、どれも大したことではないけれど、手を付けるエネルギーが湧かず、、、先送りにしていることがまた、焦燥感や負担感を強めているこの頃。

不調を感じましたが、薬を追加で飲んで、原稿に向かいました。


サブスクの音楽配信チャンネルで選んだのは、ピアニスト、辻井伸行さんのアルバム。

作業をしていると、以前はCDで繰り返し聴いていた『亡き王女のためのパヴァーヌ』が流れてきて、涙が滲みました。


歌のない、ピアノ曲。

言葉がないのに、なにかが、自分の中のどこか奥の部分を優しく刺激し、抱えていた感情が溢れ出す。


と、言葉にすると貧弱になりますが、、聴くたびに、感動を覚えます。

すごいですよね、こういう曲を書いた作曲家(モーリス・ラヴェル)さんも、演奏家(辻井伸行)さんも。


レコーディングや配信に携わる人もいて、書斎に一人いる私の耳に届きます。


この曲のような、心の奥底の何かを共振させるような作品を、私は言葉で、作れたらなと思います。


0 件のコメント:

「今すぐ使える 誰でもつかえる  フラッシュバック対処と予防: アメリカ発 トラウマのプロが教えるフラッシュバックのすべて」

本の紹介です。 アマゾンへのリンクになっています。 ブログを書くのが久しぶりすぎて、画像がうまく貼れません。。 「 今すぐ使える 誰でもつかえる  フラッシュバック対処と予防: アメリカ発 トラウマのプロが教えるフラッシュバックのすべて 」(服部信子) 著者の服部さんは、異業種か...