2020年5月9日土曜日

PTSDの自己治療方法としての、「五本指いい子」と、タッピング(TFT,EFT,MI,USPT)

4月11日の記事「双極性障害と、PTSD(トラウマ、フラッシュバック)」の続きです。


PTSDを自分で治療する方法として、神田橋條治先生に初めに勧められたのは、先生が考案した、「五本指いい子」でした。

足の指を、手の指でつまみ、くるくると回す。

それだけなのですが、やってびっくり! 脳が、体が、緩んで、あくび連発でした。
温泉でやって眠ってしまいそうになったことも。

今は主に、夜に布団に入ったときや、明け方に目が覚めて(不安感や緊張感で)眠れなくなったときにやっています。親指から順に回しているうちに、手が止まっている=気持ちよく寝落ちしていることも、しばしばです。


こちらがネットで見つけた、「5本指いい子」のやり方を書いた記事。
分かりやすく書いてあります。ぜひ、試してみてください。


私のPTSD治療はこれでバッチリ! と思ったのですが、、ストレスが増していった実際の生活の中で、困難が多い日々が続くようになってしまいました。電話受診が叶った先生に次に勧められたのは、「タッピング」でした。

ネットで調べてみると、経絡上のツボを軽く叩く(タップする)治療方法は、いろいろありました。私は、神田橋先生が紹介してくれた下の本をベースとして、実践しています。





そして下の本も読み(まだ途中までですが)、理解を深め、技術は良いとこ取りをして、自己流にアレンジ。




加えて、YouTubeで関連映像を探すうちに、私の好きな「溝口あゆか」さんが、クラアントを相手に実際にセッションしている映像を見つけました。本を読んだだけでは分かりづらかった、動きや、言葉の使い方。それから、マイナスを癒してできた感情の空間をプラスで埋める(的な)「マトリックス・リインプリンティング」という手法。それらを、自己流タッピングに取り込みました。


盛り沢山で、だんだんややこしくなってきましたね(笑)
私らしい。。(汗)


PTSDの治療には、神田橋先生が見出した漢方薬の組み合わせ「神田橋処方」が、今は有名のようです。それ以外にも、医療者が行っている、EMDRやUSPT、精神療法、非医療者が行い、あるいは自分でやれる、ブレインジムやヨガ、呼吸法、などなど。いろいろあるようです。

今の方法で、気に入っている点は、第一に、自宅で自分でできること。お金が掛からず、誰かにトラウマ体験を話す必要もなく、泣いたり寝落ちしたりも、誰の目も気にせずできます。工夫して自己流に改良するのも楽しい。

あ、もちろん、効果が大きいことも。・・と感じてはいるのですが・・・

体調の改善と前後してストレスの少ない生活に移ったため、、、どこまでがタッピングの効果なのか、評価しづらくはあります。でも、科学的評価、客観的評価を指標とする必要はなく、今の自分が楽であればOKなので、とりあえずはこれを続けるので良しです。

そうそう、タッピングしている最中や事後の体感なども気に入っている点で、だからこそ、効果があると信じているのですが、、、


ここからが面白いところですが(笑)長くなったので、またいずれ〜

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