新型コロナウイルス感染症がらみで、遠鳴きしたいことはあれこれあります。
その一つが、続いているマスクの欠品から見える、食料自給率の低さの問題。
マスクの不足は速やかに解消される、、、はずだったのに、一向にそうならず、ついには「賛否」というよりは「否否否」の声が渦巻くなか、布製マスクが全戸に配られようとしています。
マスクの需給バランスが政府の思惑通りに改善しなかった理由の一つは、マスクの入手を、輸入に頼ってきていたことにもあるのでしょう。
調べてみたら、マスクの国内生産の割合は、たったの2割ほど。世界中でマスクの需要が高まったなか、海外の生産者が、輸出から自国へ売り先をシフトしたり、輸出するにしても、より高額で買い取る業者(国)に売り先を変えるのは、当然の流れなのでしょう。
…などと考える中、ふと、入手できなかった時の影響が(効果の有無すら議論に上がっている)マスクよりずっとずっと大きい、食料のことが気になりました。
調べてみると、食料自給率は、カロリーベースで、4割弱。
…4割弱!!
新型コロナウイルス感染症の今後の拡大によってでも、あるいは、他の感染症、気象の変化、大規模災害や戦争動乱、政治的な思惑、、、によってでも、食料の輸入の流れが止まってしまったら、、、
小説で読む分にはいいですが、実際に起こりうる未来として想像すると、、、お腹がぺちゃんこになりますね。。今の6割しか、ご飯を食べられないなんて。。
「先進国の中で最低の水準」(←農水省のサイトより)が続いたままの自給率。必要になったからと言ってすぐに上げることができない生産量。
みんなが分かっていながら、金儲け・金回り優先で改革してこなかったそこを、まだマスク騒動ならぬ米騒動が起きていない今のうちに、改善していかないと、、、
そんなことを、初鳴きしてみました。
(参考)
昨年3月に比べて今年3月のマスクの供給量が少ない、ということではないようです。
主な輸入先である中国からの輸入も、再開しているようです。
農林水産省・・食料自給率についてのサイト。
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会・・マスクの統計データに関するサイト。
2020年4月6日月曜日
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