本の紹介です。
『スクールカウンセリング モデル100例』
ときおり強まる風雨の音に包まれながらの読書タイム。
ふと目を上げたとき、本棚にあるこの本の背表紙が、目にとまりました。
私がそれに該当する「双極性障害」についての章もありますが、それに特化したものではありません。
でも、とっても、響くのです。
購入したのは十数年前。
繰り返し、読みました。
読むたびに、そこここで、たくさん泣きました。
タイトルの通り、スクールカウンセリングをしている著者が、出会った事例を記したものです。
その事例それぞれに、神田橋條治医師が、「コメント」を付している。
カウンセラーの、かしまえりこさん(臨床心理士)の視点にも、スーパーバーザイザーである神田橋條治医師の視点にも、ハッとさせられるものがあり、その視点から見ると、症例として書かれている、いわば問題児たちの見え方や行動が、まるで違ったものとして、感じられてきます。
そして、たくさん泣ける私は、児童生徒の時代を、とても「良い子」として過ごしてきたけれど、実際には、たくさんの重荷を抱え、誰かに理解されたかったのだろうなと、思うのです。
この数ヶ月、その、神田橋條治医師の助言のもと自宅で一人で行っている、タッピング。
これは、PTSDの軽減を目的としたものですが、毎日しているのに、毎日、泣けます。
本を読み、タッピングをし、当時の幼い私が今も抱えたままでいる、たくさんの重荷が、少しずつ溶かされてゆくといいなと、思います。
(こちらは電子書籍)
(こちらは紙の本。今現在は入荷未定となっています)(⇦在庫ありとなりました)
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