2022年4月4日月曜日

年度がわり、春、桜、原稿、祈り・・


 ブログの記事を更新することなく過ぎてしまいまった三月。。


体調は、上下はあれどもいずれも小さく長引かずで、わりといいなと感じてます。

気象の変化が大きく、巻き込まれるようにグルグルしたりしますけど、まあそれはそれで、、、体が本来の自然性を取り戻したのだと、、、考えられなくもないですしね。


双極性障害の再発で精神科の閉鎖病棟に入院した体験をモチーフとした小説の執筆を、にじりにじりと進めています。

心身の安定に寄与する要因としては、少量を飲んでいるバルプロ酸ナトリウムと並んで大いに有効と感じている執筆。

でもそこも薬と同じで、多過ぎれば体調を崩すのが難しいところです。


神田橋條治先生からは、双極性障害である私の(あるいはもっと狭く、バルプロ酸が効く私の)脳の特徴としては、執筆という行為そのものに充実を感じるのではなく、それを世に発表した反応などとして得られる成果(感想やお金、好評や不評、成功や失敗)に、充実を感じるだろうと言われました。(前者は「芸術家」タイプ、後者は「商売人」タイプ、かな)


言われてみると確かにその通りで、好調になった分として増える、自由に使えるエネルギーを、全て注いでいるかのような執筆ですが、その動機、原動力は、いつか得られるかもしれない成果(読者の感想とか、家族の反応、家計の再興など)を速く得たいから、の面が強いです。


でも、、、焦れば空回りするし、、、成果を得られるとしてもまだずっと先なので、、、今日、書けた、書いた、努力した、そのことを、価値あるものとして認めて、自分にオッケーを出し、誰も知らなくとも今日の執筆によって世に生まれた描写部分こそ「成果」だと考えて、喜びや充実を感じるように、自分を仕向けています。


と言いつつも焦って机に向かっては散歩の時間帯を逃す日々の中。

先日、久しぶりに散歩に出たら、桜がきれいでびっくりしました。


それから機会をみつけては見に出ていますが、、、

桜。。


この病気になる前の自分は、桜に限らず「花はきれい」といわば常識として知っており、そう言葉として述べているだけで、「きれい」と実感したことはありませんでした。


でも、病気で苦しい思いをし、自分を見つめ、人の気持ちの複雑さを知り、命の有限さに気づき、そして(薬の誤った処方によって引き起こされていた部分が強いと後で知った)希死の衝動を生き抜いて、数年ぶりの落ち着きを得て迎えた春に見た、青空を背景に咲き誇る桜の花は、命の輝きに満ちて、それを素直に愛でる(多くは年配の女性の)人たちの人生の深さや悲しさや愛しさをも、初めて分かったように思いました。


・・いやいや、なんだか春は、詩的な自分を演じたくなりますね〜😅


ただでさえ寒さや日照の弱さや気圧の急変に体調を崩しがちな冬を、ましてや病や障害とともに生き抜いて、今年も生きて春を迎えたみなさんが、心身の伸びやかな時間を少しでも長く過ごせますように〜🌸🌸🌸


2022年2月20日日曜日

双極性障害(双極症)の私にとっての症状と薬の意義

このところの急な雪、雨、風。

遠くで起きた大きな地震なども含めて、気象が荒れるときは体調も荒れがちです。


それとは関係なく「オフ」にすると落ちる、を繰り返している私。。

・・なぜ楽だったり楽しかったりするはずのオフにばかり落ちるの?


今日はそこから気づいたことを書きます。



双極性障害になり、勤めをやめてから、収入を得る仕事はできていませんが、寛解してからはずっと、病気と寛解の体験を書いていました。再発して精神科閉鎖病棟に入退院してからは、その体験をもとにした小説を書き続けており、それをする日は私にとっての「オン」の日です。


作業の中の「創造」の部分はとても苦労するし、そのために参考文献を読んでは情報の整理を続ける部分は飽きてくるし、パソコンの小さな画面を見つめ続ける目は疲れ、キーボードを叩き続ける腕に肩はこり、、


でも、それらに没頭するオンの日は、嫌いではありません。

というか、心身の健康のためにオンの日を続けている感じです。


しかし、脳にせよ目や腕にせよ、同じ機能を使い続けると、疲労がかさみ、体力も気力も低くなり、進みも質も落ちてしまいます。なんといっても再再発は避けたい(初発は地獄の苦しみと思ってたけど、再発はその100倍は苦しかった。。)


なので、オフを入れるようにしているのですが・・・


なぜオフにすると、落ちるのか。

「溜まっていた疲れが、一気に出てくるのだろう」というのは兼ねてから気づいていたのですが・・


このごろ、なるほどそうか、と思うようになったのが、オフの日は、やりたくないけどやらねばならないことをやる時間があるからではないか、ということなのです。


オンの日は「今日は執筆に集中する」ためにと、それ以外のことを全て投げ出せるのです。でもオフの日は、オンの日々に後回しにしていた、あるいは気持ちが原稿に向かっているために気づいていなかった、宿題的なことが、あれこれ頭に浮かぶ。あるいは急に大きな課題として(針小棒大的に)頭を占める。


・・今日はオフだからなぁ、あれをやった方が良いよな、でも、やりたくない・・


やりたくないけどやったほうがいい。

でもやる気が起きない。

でもやったほうがいい。てかやらなくては。

でもやりたくない。。


・・まあ、やれないのは当然なのです。双極性障害は脳の病気で、脳が中心となって作業する諸々(苦手な対人関係がいい例)への力が少ない。あるいは安定しない。なのに、オンの日は目一杯、脳を働かせていて、その疲労がかさんだあとから、やっととっている、オフなのですから。


(病名の「双極性障害」「躁うつ病」「双極症」「双極性感情障害(気分障害)」などよりも、オリジナル名称「気分気力失調症」「気力失調症」のほうが、実体に合っていると感じています。)


その、「やりたくないけどやったほうがいい、でも・・」の迷いグルグルから落ちてゆく、辛さ。気分悪く耐えがたいそれから逃れたくて、(普段は100mg製剤 1錠 /日の)バルプロ酸ナトリウムを割錠して破片を作り、そのうちの芥子粒ひとつほどを頓服するのです。


血中濃度の変化からの推測でしょうか、バルプロ酸に即効性はない、それは気のせいだ、と以前通っていた先の医師に言われていましたが、そんなことはないですよね。飲んで20分ほどすると、頭の中の堂々巡りの言葉は穏やかになり、体は緩み、眠気もでてきて、眠りに落ちる。

そして、しばらくして目覚めても、もう、体はだるく眠く、なにかやれる状態ではない。


あれ? つまり・・・


今の私の頓服の使い方は、「やらねば」と思っているけどやれる気力体力がなくて「やらない」を選択したいけれど、思いが割り切れないときに、「やれない」体調にしてやらなくて済むようにするために、「薬」でそうしている感じなのです。


そう思って振り返ると、そもそも「症状」からして、本当はやりたくない、力が湧かない対象だけど、やらねば、やったほうがいい、、、というような、、理屈(言葉、アイデア)で無理に体(脳、行動)を従えさせようとしているときに、それをしないですむ理由、言い訳として、体の表現として、創造されているようにも、読めるのです。


つまり、今の私にとって、症状も、薬も、やらねばならない(と考えている)けど(体としては)やりたくないことをやらなくて済むようにしてくれている。


少なくとも薬には(そしてもしかしたら症状にも)逆のパターンもありますよね。気分や気力の安定、力、がないけれど、それらを無理にでもやるために、使う類の。(症状としては、躁や離人に、その例が見出せるのかな)


てなことをつらつら思ううちに、ならばいっそ、頑張ればやれそうなことも(本当はやれないんです。だから寝込んでるんです)「今日はしない!」と決めてしまえば、症状や薬の、その部分に対処するための部分は、要らなくなるのではと思いました。


というアイデア、半ばアイデア止まりだったのですが、、そのあたりを、通院先の先生や、病気情報を交換している友だちと話しているなか、今朝、不調の中で思い出して、試すことができました。


目覚めた布団の中、あることを今日やるかやらぬかに迷う思考の強い流れが続き、気分の混乱と苦痛が悪化し始めたなか、薬を飲むかどうしようかも迷い(飲めば投げ出せて楽にはなるけど、芥子粒量追加でも、終日ぐったりは免れない)、上記のアイデアを思い出して、、、飲んだらそもそもやれない、つまり薬を飲む=やらないってことなんだから、やらないを先に決める! と、してみました。


そうしたら、、、言葉が減り、体が緩み、、そのままうとうと。。起きてからは布団から出て、のろのろと、これが今日の自分に合っているのだろうとまあまあ思えるペースで、ご飯を食べたり本を読んだり、できています。


話がグルグルしてすみません。

つまり、薬による心身の重さという苦労の部分なく、薬を飲んで得たかった効果は得られた、って結果です。


いつもうまく行くとも思いませんけど、とにかく、今日はうまくいった。


そして改めて思ったのが、私にこの病気が生じたこと自体、本当は辞めたかったのだと、極めて嫌になっていたのだと、病気の長い経過の末に分かった、そして本当は初めから分かっていながら気持ちに蓋をしていたと振り返る、当時の勤めを、とめる、やめる、口実として、生じた(と物語れる)ものだろうなということです。


減速すべき状況を無視してアクセルを踏んだら非常用自動ブレーキがかかった。


・・みたいな?


あれ? なんか、いい感じの喩えに、収斂しました〜🐥


2022年2月1日火曜日

自分で治すことの効用・・双極性障害(双極症)の体調改善

 このところ足つぼにはまってます。

・・いや、足つぼ押しに、はまっています👍

なんとなく懐かしさを感じる足つぼの本📕を手にしたことがきっかけでやってみたのですが、その後、眠りの深さや持続がかなり改善され、びっくりしています。


その前のこと。

年末年始の非日常感が過ぎて数日たってから、久落しました。

大したことないレベルだけど、久しぶりに感じる不調は、とっても苦痛でした。

寝込んだ布団の中、休まって、苦しみが薄れてきたとき、自分はもう若くはないのだし、いわゆる健康体でもないのだからなおさら、可能な範囲で体調を良くしておくことが、今後の人生を良いものにするためにとても大切であることに、改めて思い至ったのです。


そこで、つねに自分を追い込んでいる原稿執筆の作業よりも、「休息」を優先しようという気になり、次いで、運動不足もひどいけど外に出るのは寒いので、室内で適当〜〜ゆる体操を始めました。足つぼ押しの本に手が伸びて、それを始めたのは、そんな流れの中で、です。


分かりやすい改善は、布団の中で冷えた体、特に冷えた足が、朝方までそのままのことも多かったのに、布団に入ってわりとすぐに、温かくなるようになりました。そして、夜中に繰り返し、少なくとも一度は、トイレに起き出していたのに、行かないまま朝を迎える日がでてきました。


加えて、寝覚めの気分の不調も今のところ激減し、朝も長く眠れるようになりました。


ゆる体操、足つぼ押し、生姜を食べる、休みをとる。

いちどきに始めたので、一つのこととしてどれが優れているかは分かりませんが、おそらくどれもが少しずつ、効いているのかと思います。そして・・


なによりも、自分で自分の健康を向上させられた体験が、なにか、、自信のようなものを、自分にもたらしそうな予感があります。自分の場合、不調に落ちるきっかけのわりと多くが、小さな健康不安、なのですが、もしかしたらそのあたりも少し、根本から緩むかも知れないと、期待しています。


思えば双極性障害の初発のおり、長引いていた不調が快方へ向かったのも、自分で自分の症状を軽くする手段を、身に付けたからでした。


それは、フォーカシングであり、プロセスワークであり、生活の工夫であり。


五年前の再発のあとの不調が、少しずつ減ってきているのもまた、薬の量を自分で調整できるようになったことや、PTSDをタッピングで軽減できていることなど、自分で治す手段を得たことが、大きく作用していることは確かです。


医療者任せ、専門家頼り、他人に委ねる、ではない、自分の心身を自分で整える。

自分で自分の人生をコントロールしている感。


そして今回の、つぼ!😍


マイブームがいつまで続くかはともかくとして😅

思い返すと小学校高学年の頃にはもうツボだの整体だのの本を読み、「自分で自分に」やるのにはまっていたわたし。


楽しくやれる、健康アップにつながる趣味を、増やしていきたいなと思います。



2021年12月31日金曜日

2021年、双極性障害(双極症)にまつわる振り返り・・

今は・・2021年12月31日、15時過ぎです。

今年も終わりですねぇ〜

原稿作業だけで「考える」「書く」「パソコンを打つ」に疲れる日々。

ブログを更新するまで力がなかなか及ばない一年でした。


病気(双極2型障害)にかんする私的な状態や状況の変化は・・


①主治医

地元での通う先を変えました。

入退院したままに通っていた大きな病院から、地域のクリニックへ。

神田橋條治先生の電話診療はそれを境に受けていません。

やめた、というつもりもないので、お休みしている感じかな。


②向精神薬

年頭は、バルプロ酸ナトリウム 200〜100mg/dayでした。

今は錠剤を割って調整、150〜100mg/day。

あまり変わらなかったかな。

わりと自分を甘やかして、量を飲んで、頭を休めるようになった気がします。


③漢方薬

神田橋先生の助言で二種類を使いました。

今はそれらの残りを、思いついたときに少量、服用。

通常毎食後1袋、の、その1袋を、数日かけて飲む程度です。


④タッピング

複雑性PTSDの養生に使っている、タッピング。

毎晩やる→思いついたときやる、に変わりましたが、相変わらず便利に使っています。

フラッシュバックによる生活の幅の制約は、いくらか緩くなったかなと思います。

(「PTSD」も「フラッシュバック」も、広く捉えています)


⑤整体

一度だけですが、神田橋先生とお付き合いの長い方の整体を受けました。

休んでも取れる間のなかった頭の疲労感が薄れました。

姿勢のねじれも治りました。


⑦フォーカシングやプロセスワーク

同じ不調が長引いたときに、思い出して使っています。

効果がすぐにかつ鮮明に表われる時もあれば、あれれ?なときもあり。

直近では、毎朝の寝起きに生じる、ひくーーーい、嫌な感じに適応。

「かわいい山羊」が体に乗っているイメージを得、それを境に、軽くなりました。


⑧五本指いい子、焼酎風呂

神田橋先生考案の、自分でやる気功(なのかな)と、焼酎を少量風呂にいれる入浴法。

前者はPTSD、後者は邪気、軽減を目的にやっています。

五本指いい子はずっとやっているかな。

焼酎風呂は、年頭よりも今の方が頻繁にやってる。

と言うか、毎晩、やってます。やるようになりました。


⑥日常生活

寝込んでいることが減りました。

家族が言うには、病気になってこの十数年で、今がいちばん安定しているとのこと。

そー言われてみればそーなのかな。

つい、まあ病気になってなく、若く、元気だった頃の自分と比較してしまうので、まだまだだなぁと、自分では思いがちですが。


⑦ブログ

あまり更新できませんでした。

誰かの役に立つ、驚きもある記事を、、、と、気負ってたのかな〜。

そして冒頭に書いたように、原稿を頑張った日はブログを書けないの法則・・

とにかく原稿作業ができることを優先して暮らした日々でした。

にもかかわらず読みに来て下さる方は絶えず。

ありがとうございます。

ブログを訪問させていただいている同病の方との交流もありました。


⑧仕事

「仕事」と他人にも言える日が来るよう、ニジニジと進めている執筆。

閉鎖病棟の入院体験をモチーフにした小説ですが、改稿が進んできました。

年初には、夏には終わる、と思っていたけれど、、それは無理でした。

でも、年末になり、自分なりの終わりまでの道筋が、おおむね見えました。

よく頑張った、わたし!

そして失われた年月と嘆いていた、今は休止している先の原稿(初発の体験記)を、ただただ書いていた9年が、今になって、その意義を現して来ている気がします。

よく頑張った、わたし! 😆


⑨収入

障害年金に助けられました。他は、、、このブログのアフィリエイト(アマゾンアソシエイト)で500円を得たのが、唯一の収入でした。

あ、旅先で記念に購入した「サマージャンボ」の当選番号の照らし合わせを、昨日、やりました。

・・はずれでした。。



てことで、、、今年一年の、病にまつわる状態や状況を、ざっと書き出してみました。

なんとなく、、、まずまず、良い方向へ穏やかに流れた、一年だったようです。


皆さんはどんな一年でしたか。

とにかく来年もみんなで生きて、一年を、振り返りたいと思います。


一年間、ありがとうございました。

良いお年をお迎えください🐐(⇦プロセスワークで現れてからマイブーになっている、山羊)


2021年12月12日日曜日

読書三点
①『マンガでわかる あなたを傷つけるあの人からの 攻撃がなくなる本』
②『マンガでわかる ネコさんが教える 疲れリセット教室』
③『まんがでわかる 正義中毒 〜人は、なぜ他人を許せないのか?』

3冊を連続して読み終えてから、すべての本の題名に「マンガ(まんが)でわかる」が冠されていたことに気づきました 😸


📖①『マンガでわかる あなたを傷つけるあの人からの 攻撃がなくなる本』
Joe(作)、レモンけい(イラスト)

「モラルハラスメントの関係にある両親」のもとで育った著者は、モラルハラスメントをする人とどうしたら平穏な関係を築けるかを模索。その末に考案した方法を伝えることを、今は仕事としているようです。イラストを描いた方は自身の「毒親」や「モラハラとDV」の「夫」に対して、その方法を用い、「関係の逆転」に至った体験を持つとのこと。・・いや、「逆転」しちゃいかんでしょー😅

著者に学問的な背景があるのか明らかでなく、また、解決の方法に自身の変名(?)を用いて「〇〇メソッド」と名付けていることなどから、教祖ちっくになっている人かなと、若干引き気味で流し読みを始めましたが、、、

次第に引き込まれて、思ったよりずっとしっかり読みました。

母と夫が「モラハラ」する人である妻を主人公として、夫婦関係を中心に、苦労と改善の様子が書かれているのですが、最も「いいな」と思った点は、著者の一貫した、「離婚」も「離婚しない」も前提としない態度でした。

関係に「愛」がなくとも「平和」になることを目指し、そうなれたら焦らずに、その後の関係や生き方を個々の人生として考えられるよね、というものです。

この、先々を決めずに現状を改善しようとする視点は、すごく大きなことではないのに、すごく大きなことだなと、思いました。(←なにを言ってるんだわたし)

改善方法の具体的な中身は置いといて。
紹介されている色々なそれらを読んで、神田橋條治医師が「いじめ」について書いていたことを思い出しました。

いじめる側は、クリエイティブな体験を求めていじめるので、対象にされた側が、反応しなかったり、ワンパターンな反応しか返さなかったりすると、一向に満たされないので去ってゆく。(とかなんとか)

今風に言えば「毒親」のもとで成長し、学校や医療や仕事の場で「モラハラ先生」「モラハラ上司」たちと引き合い、あるいは自分もまさに「逆転」して「毒親」「モラハラ上司」「モラハラ夫」になっていた時期もあるわたし。

今は特定の誰かと「モラハラ」の関係にはないですが(自覚の範囲では)、、日常の社会生活では、たとえお店で買い物をするだけでも、ずーーっと年下の穏やかそうな店員さんにすら、あるかもしれない突然の攻撃を想定してビビって言葉と態度を選んで疲労を重ね、結局は引きこもりに安堵を感じている自分に、使えそうなヒントの多々あった、本でした。

(追記)
心理学的な方法としては、「交流分析」を思い出しました。
自分と相手が、相補(互いに何かを補う、あるいは与え合う)の関係になる。

紹介された方法は「解離」を用いているように感じて危うさも覚えましたが、統合のシーンも描かれていました。
主人公が平安を得て、こんな時間を過ごすのは生まれて初めてと振り返る(ような気がしたけど、、、そのシーンが見つからず。脳内創作か??)。
一人の大人としての自分を確立した感じに、惹かれました。

 


📖②『マンガでわかる ネコさんが教える 疲れリセット教室』
卵山玉子(著)、梶本修身(監修)

著者のペンネームでしょう、「たまごやま たまこ」に目が引かれましたが、、「監修」の方の名前、、いま気づきました。「疲労・睡眠クリニック」の「院長」とありますが、名前が「しゅうしん(就寝)」☺️

疲労の原因を全て「脳」の疲れに帰して考え、疲れをためない方法を説く内容でした。

どういう活動をすると脳のどの部分が疲れるとか、交感神経と副交感神経がどうとか。
心身を扱う本の多くでそれを確かなこととして色々を説明しているけど、、、本当かなぁ。。

それから、どーいうタイプの人はこの方法が合っている、とか、個々の「脳」の個性・体質のようなものによっての分けがなく、万人に効く方法としてあれこれ挙げられていることにも、ひっかかりを覚えました。

良かった点は、マンガが楽しい。キャラがかわいい。とくに導師役の「ネコさん」!!
ストーリーの中で、主人公夫婦を疲れされる元凶として扱われるサブキャラたちにも、きちんと目を配り、癒しに導き、結果として主人公夫婦に一層の安らぎをもたらす、「トラちゃん」(表紙や見開きでは「ネコさん」とあるのに、本編では「トラちゃん」なのです)。
できる😲✨✨✨
うちにも来てくれないかな〜

生活全般にわたっての、たくさんの工夫が書いてあり、知っているものも多かったですが、なるほど〜、取り入れてみよう!と思えるものもまた、たくさんありました。

結局、なにか一つのことで全てが解決!は、ないんですよね〜
小さなことの積み重ね。

分かっちゃいたけど忘れてた、を、色々と思い出させてくれる本でした。


 


📖③『まんがでわかる 正義中毒 〜人は、なぜ他人を許せないのか?』
中野信子(監修)、サイドランチ(シナリオ)、川井いね子(作画)

自分が「正義」をかざしがちであることから、「中毒」という強いタイトルに引かれて手に取り、中野信子さんの本なら、と信頼感を覚えて開きました。

流し読みになってしまいましたので、以下、内容を正しく理解する努力をした上での感想ではないことを前提に。

いちばん引っかかったのは、無自覚に誰かを苦しめている「偏見・先入観」を、専門の学術分野である「脳」の生理や機能に絡めて「解く」道を説く、、、のが、、よく知らないけど、中野信子さんの持ち味と思っていたのですが、、なにか大きく、違和感。

本を閉じてから気づきました。企業を主な舞台としているのですけど、キャラがですね、、

若い女性(主人公)=無知、未熟、あさはかで失敗する。
先輩である若い男性=それをフォロー、正しい方向へ導く、懐が大きい、大きな視野。
中年男性上司=考えが古い、えげつない。
バーのマスター=人生経験が深い、物静かで知的。
その「常連」客の「外資系企業勤務」中年男性=視野が広く考えが深い。

など、、、基本設定がまさに、「偏見・先入観」を、バリバリに利用しての、安易な分かりやすさ、なんです。

幾多の小説や漫画が世間一般の「ステレオタイプ」を利用し、わたし自身の創作でも、それを利用して分かりやすく面白くしています。そこから離れた表現は難しいだえろうとは、思っていますが、、

違和感は、そのことを、おそらくこの本の制作に携わったたくさんの人の誰もが、指摘しなかったのだろ、もっとうがった見方をとれば、そうなっていることに、ほとんど誰も気づかなかったのであろう、と感じるところです。あっけらかんとしている。

内容は、具体的な教えから学ぶところは多かったですが、、、主たる内容は、タイトルの「正義中毒」というより、、「SNSの落とし穴」の印象でした。

・・って、きちんと読んでもいないくせにの、SNSでの「正義」の発言。
・・まさに本が想定している読者像たるわたし、、のようですね😅



2021年11月18日木曜日

皆既月蝕

 更新に長い間が空きました。

この間(かん)、「自分の状態や状況を受け入れる」という作業に改めてとりくみ、また、閉鎖病棟での入院体験をもとにした小説の結末部分の改稿のため、文献を読みまくり、、、、外面的には、、引きこもっていました。


受け入れる、が功を奏したのでしょう、思いがけない安定の日々。でも数日前から久しぶりに低空飛行。・・やっぱり急にスッキリ治ったりはしないのね。。・・そして今日、(半端にしか落ちず、くすぶっていたので、薬を余計に飲んで強制的に寝込んでいた)布団の中で、明日の夜に皆既月蝕が見えることを知りました。


そのことについて、友だちとラインを交わしているなか、ふと、このところ至っていた思いが、月蝕のイメージと重なりました。


双極性障害(双極症)になって、仕事を辞め(ざるを得なくなり)、主に「仕事」についての方向転換の作業を、あせあせと続けてきた長い年月。その作業の先に、次なる道への接続が、やっとやっと見えてきたなと、このところ感じていたのです。


簡潔にいうと、作品が一つ、書き上がりが見えてきた。


その(大変だった)年月の全体像、、、実体(命)はあるのに、なにかが消えかかり、ほぼ真っ暗となり、やがてまた明るくなってゆく(今はまだ「予感」ですが)というのが、模試図的に、皆既月蝕だな〜と、思ったのでした。


🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔🌕

(↑お気に入りの、 絵文字の並び。表示されますか?)


『あなたは欠けた月ではない』


光野桃さんの書籍のタイトルです。


月って、見た目はたとえ新月であろうとも、実際は満月なんですよね。


2021年9月24日金曜日

『神田橋條治 スクールカウンセラーへの提言 100』 神田橋條治(著)、かしまえりこ(著、編)


近日発売の本の情報です。 


 『神田橋條治 スクールカウンセラーへの提言 100』

神田橋條治(著)、かしまえりこ(著、編)、創元社


 前に紹介した『スクールカウンセリング モデル100例』(←うまく表示できませんが、リンクになっています)の単行本のうち、紙版が、長く入手不可能になっていた覚えがあり、それがタイトルとジャケットを新たにして再出版されたのかと思ったのですが、、、、

まさかの別物!!

おニュー!

嬉しいです💕

『モデル100例』は、ほんとーに、良い本でした。
何度読んだか 📖📖📖
何度泣いたか 😭😭😭

って、前の記事でも書きましたね💦

「スクールカウンセラー」に限らず、心理職の人、教師、児童生徒の親、自身が学校で辛い思いをしている人、していた人、、、そして生きづらさを感じているたくさんの人に、読んで欲しい一冊です。


今度の本もきっとそうなのだろうなと、手に取ってお二人の言葉に触れる日が楽しみです。




「今すぐ使える 誰でもつかえる  フラッシュバック対処と予防: アメリカ発 トラウマのプロが教えるフラッシュバックのすべて」

本の紹介です。 アマゾンへのリンクになっています。 ブログを書くのが久しぶりすぎて、画像がうまく貼れません。。 「 今すぐ使える 誰でもつかえる  フラッシュバック対処と予防: アメリカ発 トラウマのプロが教えるフラッシュバックのすべて 」(服部信子) 著者の服部さんは、異業種か...