2020年8月24日月曜日

双極性障害(双極症)の、躁とうつの気分の波と、バルプロ酸の量・・・神田橋條治医師のやり方

九州の伊敷病院で週に二日の診療をしている、精神科医の神田橋條治医師。

長年の憧れを経て訪問したのは、昨年春のことでした。

そこで言われたのが、


「あなたの診断名は「双極2型障害」で合っているが、飲んでいる炭酸リチウムとラモトリギンは合っていない。バルプロ酸が効く人だ。今の量は、、、、400mg/day」



炭酸リチウムもラモトリギンも、効いている感じはなかったけれど、入退院してから二年弱、ずっとその組み合わせと量だったし、さしたる不調もなかったので、驚きました。

帰ってから主治医の先生に相談し、結局、半年以上の月日をかけて、バルプロ酸に一本化しました。

それから数ヶ月して、今度は、神田橋医師の電話診療を受けながら、バルプロ酸の量を自分で調節することを、学び始めました。

そして今、、、

少し(👈「かな〜り」と書いて、改めた)、気分の波をコントロールすることができるようになった気がします。

いや、双極性障害(双極症)に苦しむ同病の人たちの多くがそうであるように、それはなかなか難しいのですが、、でも、わずかながら、手応えのようなものを感じているのも確かです。

このひと月で言えば、日量、200mgを基本として、高い方へ気分が振れ始めたらすぐ300mg、低い方へでも300mg、それでも抑えられていないと感じた時は、1度か2度、400mgを使いました。(細かく言うと、朝と晩に100mg刻みで、感じたり考えたりして
その時に飲む量を決めています)

頓服として使った薬はいろいろありますが、ベースとして使う薬をこうして臨機応変に使うのは、、、前の病気(初発時)が寛解していったときの、炭酸リチウムを止めるとき、以来です。


元来、薬は嫌いです。

でも、この頃、ありがたいと思うようになりました。


神田橋医師の初診の時、バルプロ酸が効く人には体調に応じて自分で量を調節しながら服薬するよう指導すると聞き、重ねて驚きました。

「自分で調節できるようになると、自信がついて、薬の量は減ります」

あれから一年強。

確かに、減りました。
同時に、減らなくてもいいやとも、思うようになりました。








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