神田橋先生の電話受診をしました。
前回の受診をきっかけに、それまで自制していた「創作」を一気に開始。
以降、調子が安定し、薬の量も、驚くほどに少なくなっていたのですが。
今回の受診では、バルプロ酸が効く人の「健康法」に「創作」が良いということと、それをしたことで、必要な薬の量が減ったのだろう、ということを、改めて言われました。
いわく、
「ゼロから想念して、それを現実化する作業。それがデパケンを飲んでいる人にとって一番の健康法」
(「デパケン」は、バルプロ酸製剤のいち商品名)
神田橋先生の著書については、長年の愛読者で、ほとんどを再三読んでいます。
その中で作り上げられていた受診時の先生の想像上の姿とは、、、
実際はぜんっぜん、違うのです。
これは、以前お世話になっていた精神科の先生に、聞いてはいました。
わりと普通の様子だよ、と。
ほんと、普通なんです。
でも、膨大な苦労や迷いや工夫や理論の積み重ねの上に、かつ、一見普通、を目指してきた年月の先にある今、であることを思い出すと、、
究極の普通、であることもまた、分かるような気がします。
そして今回の受診もそうでしたが、知っていたことを改めて言われただけなのに、ツルッと、落ちていた調子が元に戻ったりするのです。
神田橋先生の治療の、、、何かを、、、本にまとめてみたいのですが。
何をどのように取り上げたら良いか、、まだアイデアがまとまりません。
とりあえず、受診でのやりとりを、記録しています。
患者として治療を受け、その効果を、良くも悪くも味わった者が書いた、神田橋本は、まだないと思うのですよね〜。
・・・あ、こういう思索、試行錯誤がすでに、「ゼロから想念して」の上にいますね〜!
本の中の相手ではなくなったので、あまり「信者」を続けないように気をつけながら、「現実化」を目指して、歩んでいきたいと思います。
何かアイデアがあったら、ぜひ教えてください。
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2 件のコメント:
(以下、引用)
神田橋先生の治療の、、、何かを、、、本にまとめてみたいのですが。
何をどのように取り上げたら良いか、、まだアイデアがまとまりません。
とりあえず、受診でのやりとりを、記録しています。
患者として治療を受け、その効果を、良くも悪くも味わった者が書いた、神田橋本は、まだないと思うのですよね〜。
ーー
ぜひ執筆なさってください。
既にご存知でしたらすみませんが、
神戸の故 中井久夫医師の治療に関する本などを出版なさっている
ラグーナ出版 という会社があります。
(中井医師の患者であったかまでは私は把握していませんが)
患者が執筆した本や、
医療職かつ患者であった方が書いた本もありますので
もしご参考になればどうぞ。
https://lagunapublishing.co.jp/
匿名さん
コメントありがとうございます。
励ましていただき、すごく嬉しいです。
「ラグーナ出版」は知っていましたが、忘れていました。
記載いただいたリンクから改めてウェブサイトを訪れ、なるほど、こういう出版社だったか、と改めて思いました。
中井先生と精神科医と統合失調当事者の方たちとが関わり考えた過程(?)を書いてある、制作も製作も当事者の方が関わっている本って、、、すごい。
中井先生のすごさ、良心、も改めて思いました。
ブログのこの記事にある受診、神田橋先生の言葉、を境に発奮して作業を続けた創作の方向が、三つありまして、
・双極性障害の方に役立つ神田橋先生の言動を紹介することを主とする、療養についての「啓発とノウハウ」の本。
・私の、双極性障害の再発と、そこからの再生を、自殺企図や入院の体験を元ネタにして描く、「小説」。
・学生時代に体験し全ての日についての詳細の記録を残してある、9ヶ月かけてユーラシアを一周した体験の、「旅行記」。
以上のうち、当時すでに手がけていた(そして中断していた)「小説」のみ、発奮のままに継続し、今も作業を続けています。
そして、「啓発とノウハウ」の本については、神田橋先生には「すぐに始めろ!」と(それは企画という面からではなく、私の療養のため、という面からの発破でしょうが)診療の中で即答頂いており、また、神田橋先生に師事してきた、(神田橋先生の言葉はどの本のどこに書いてある、と全て暗記しているとすら思える)私の通い先の精神科医と、両者の診療を受けた当事者である私、の三名での鼎談をひとつのパートとして、企画制作したいと、通い先の医師には伝えてあり、「まずは一作(小説)、仕上げてから」と言われています。
その企画について、「ラグーナ出版」は、創業の経緯や理念、出版してきている書籍のラインナップ、事業所の所在地(神田橋先生地元の鹿児島ですね〜)からも、ぴったりの出版社になりそうだな、と勝手ながら想像しました。
情報も、ありがとうございました☆
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