2023年4月5日水曜日

病(双極子性障害・双極症)からの卒業

 今朝、前々職の上司が怒りにまかせて(部下の)誰かを殴ろうとしているのを羽交い締めにして止めたり、なぜか「嵐」の二宮さんが(やはり男性アイドルの)誰かに盛大に殴られてすっとんでいったりするなどの、暴力的な夢を立て続けに見て、、、目が覚めました(二宮さんと男性アイドル、は、別の人だったかも)


布団の中の自分の、気分はロー、体感もローで、この一月から連鎖的に生じていた気づきの嵐を、・・そもそも軽躁の力を使って起こし、維持し、乗り越えた、それが終わって、今日からしばらく、鬱の波に沈むのだろうと思いました。


明日からの予定が明後日からに延期になったとはいえ、楽しみにしていた旅はすぐ。なのにロー突入、、、でもまあ、ローはローなりに楽しむか、、、と思いながら、、、目覚めたついでにトイレ立ち、、、ふと、今あるローが、このところ、これまでの人生にあった主要なトラウマの再現のように、今ここのものとしてトラウマ体験を(これまでとまるで違う姿勢で)生き直している、自分にあった体感として、意識が向き、それが、主に育った家庭の中で家族に対して感じ続けていた、体感としても感じられ、不意に、それを表す「言葉」が、でてきました。


その、初めて自分なりの言葉が付いた、言葉と体感のセットに、すごく、納得感がありました。


その体感と言葉は、それを受け入れると、直視すると、自分が、自分を支える存在(のはず)の家族関係が、崩壊することを、自分はどこかで察し、病(双極性障害・双極症)という、守りも攻めもエネルギーの強い、厚いコンクリート壁の長いトンネル、のような手段を使ってきたのだなと思い、それに不意に直面した自分は、このあと大きな感情が湧き出て、泣き崩れて、しばらくは寝て暮らす、、、のかと身構えた(期待もした)のですが、、、、


思いがけず、現れたのは、(これまでの人生になかったような)静かな体感、、、、「地に足が付いた」感覚でした。


ひるがえって、ここまでの人生、自分が、見るとまずいものを見ないため、ハイテンションに走り回っては、疲労に沈み耳目を閉じていたことが、分かった。


その、不思議な、、、興奮が生じないばかりか、始まったばかりの、ローまでもが、消えた体感。


私にとっての、双極性障害(双極症)という名で括られる「症状」あるいは「状態」は、その体感を直視できる自分になるまで、自分を、(自分が思い込んできたままの、生家の)家族関係を、それらのイメージを、守ってきたのだなと、改めて思い、、、、つまりは、双極性障害が、病という手段が、私にはこれで、要らなくなったのだなと、思いました。


このところの「気づき」について、それらが正しい内容、つまり来し方と現状の、正しい把握、であったとしたら、生きている世界が実際に変わってゆくだろうという予想(それはそうなり、正しさが証されました)のように、これが


・・・と書いていたら、遠くに住む家族からラインが入り、上のことについて、短くやりとり。


その温かい言葉に、あっさり、泣き崩れました。


記事を書きながらパソコンから流していた「鬼滅の刃」関連の歌を、スピーカーからイヤホンに変えて、改めて聴きながら(かかっていたのは「竈門炭治郎の歌」)、滂沱に打ち震え。そのまま「紅蓮華」に突入しようとしましたが、、、、尿意に負けて、、、用足しして戻ると、(自分が、今の家族の長年の助力で、みな一緒に、)トンネルを抜けたことへの、自賛と喜びに、ガッツポーズを繰り返しながら、また泣きました。



はー。。。



なにを書きかけてたんだっけな。。


まあなんか、そんなです。


あ、思い出した。これが、浮かんでいるイメージ通り、長いトンネルの先に、会場までの夜道のアプローチが一年続いた、花火大会の、三ヶ月続いた盛大な打ち上げの、最後のひと花だったとしたら、今日を境に、現実と内実のギャップをやりくりするために飲んできた向精神薬も、要らなくなるだろうなと、思います。まあ、なにか新しいことをするときは、薬を変えない、が(通っているクリニックの先生の)セオリーなので、旅の間は飲み続けるかもしれませんが。


昨日書いたばかりの、原稿キリまできたよ! のあと、こんな、どこか似た内容の記事を、書くことになるとは思いませんでした。


そして最後に残ったのは、今日もまた、支えてくれた人たちへの、深い感謝です。


生きていて良かった。


自分もそうなりかけたように、本質の似た旅路の途中で命を断った、たくさんの人の、無念に、改めて思いが馳せられ、今生きてトンネルを歩いている人たちへの、いろいろな支えの一つになる本を、提供できるよう、これからも、楽しみつつも頑張って、原稿を書いてゆこうと、思いました。


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