2021年6月24日木曜日

双極性障害のわたしがうつの時、頭の中は「自滅の刃」、ハイの時は・・

 

原稿執筆ばかりの頑張りを続けたあげく、疲れの溜まりを感じ、やっとオフにすると、、、落ちる。


繰り返すそのパターンから学んで行動を変えなければと思うのですが、、なかなか変えられません。


これは同病の方のブログを読んで知り「なるほど!」と思ったのですが、双極性障害のわたしたちは、落ちて動けなくなった体の中、脳内では自分のあれこれを嘆いたり責めたりする言葉が延々と続きます。いっぽうで、ハイになった時に脳内をめぐるのは、他責の言葉。


改めての認識を経て、とくにハイの対処で「バルプロ酸」(先行商品名 デパケン)の服用量を増やすタイミングが、とても早くなりました。


かつて長く服用していた気分安定薬二種のうち、「炭酸リチウム」(リーマス)は、高い波を予防し、「ラモトリギン」(ラミクタール )は主に落ちるのを予防するとされていますが、ともに副作用の危険から服薬量の変更には気を使う。


一方、神田橋医師が「あなたにそれらは効いていない、こっちが効く」と見立てて代えた「バルプロ酸」は、高い波も低い波も抑えるし(「効果効能」上は、高い方しか抑えませんが)、効果の出も早く(自分の感覚としては、高い方も低い方も二時間とかからずに効いてくる)、量の調節もあまり気を使わずにできます(今は普段は100gm/日、不調の時はすぐに100mgを追加しています)。


ただ、、、高い方はそのまま治るのですけど、低い方は、、、それなりに安定するまで数日かかる上に、、、改善が十分でないとき、服薬量が足らなくて症状を抑え切れないのか、それとも改善した体調に比べて服薬量が多くなりすぎて、つまりは薬が効きすぎてだるくなっているのか、毎回迷います。


そんななか、脳内をめぐる言葉を観察するだけの余裕が生じ、「自滅の刃」が減って「まあ、そうはいっても、なかなか頑張って生きてきてるもんね」とかまで緩んでくると、うつの波は去りつつあると分かる気がします。


あ、「自滅の刃」はもちろん人気漫画・アニメ『鬼滅の刃』のもじりです。私が考えたのではなく、ネット上のあちこちで目にします。


そうそう、「刃」といえば、この病気になり、自分の思考の特徴を「良く切れる包丁」に喩えたことがありました。


プロ御用達の良く切れる刺身包丁は、正しく使えばうまい刺身も引けるが、使い方を間違えれば指もすっぱりと落とす。


誤って「自滅」に向かうことなく、「躁うつタイプ」「双極タイプ」の脳を上手に使って、読者の人たちに楽しんでもらえる、興味深く読めてためにもなる本を、書きたいなと思います。


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